輪郭画(読み)りんかくが(その他表記)outline drawing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輪郭画」の意味・わかりやすい解説

輪郭画
りんかくが
outline drawing

物象を表現するのに線で囲む方法を用いた絵画。線を用いたシルエットで,コントゥールと区別する。西洋のルネサンス期の作品には力強い明確な線による輪郭がみられ,東洋の墨画は肥痩抑揚のある線で表わされている。輪郭線が特に重視されたのは,ヨーロッパの 18世紀後半から 19世紀にかけての新古典主義の時代で,J.ダビッド,J.アングルの絵画,A.カノーバ,A.トルバルセンの彫刻には,明確で純粋な輪郭に対する大きな関心がうかがえる。

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