普及版 字通 「轂(漢字)」の読み・字形・画数・意味
轂
17画
[字訓] こしき
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(かく)。は脱穀したのちの殻皮で、中の空虚なものをいう。〔説文〕十四上に「輻(や)の湊(あつま)るなり」とあり、〔老子、十一〕に「三十輻、一轂を共にす」という。中空の軸の外に輻が集まる。
[訓義]
1. こしき。
2. くるま、くるまをおす。
3. あつめてしめくくる。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕轂 楊氏語抄に云ふ、車の古之岐(こしき)、俗に云ふ、筒なり 〔字鏡〕轂 コシキ・クルマノコシキ・クルマノトコ・コク 〔字鏡集〕轂 クルマノコシキ・トウ
[熟語]
轂下▶・轂撃▶・轂轂▶・轂転▶・轂軛▶・轂轆▶
[下接語]
運轂・華轂・画轂・夾轂・軽轂・撃轂・交轂・香轂・柴轂・車轂・推轂・斉轂・折轂・接轂・輳轂・丹轂・馳轂・暢轂・転轂・飛轂・扶轂・輸轂・遊轂・輪轂・麗轂・連轂・輦轂
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報