推轂(読み)スイコク

精選版 日本国語大辞典 「推轂」の意味・読み・例文・類語

すい‐こく【推轂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 人のために車の轂(こしき)をおす意 ) 人をすすめあげること。官途などにとりもつこと。推挙。推薦。
    1. [初出の実例]「退求刺史之車。亦羊腸嶮而無推轂」(出典本朝文粋(1060頃)六・申越前尾張等守状〈大江匡衡〉)
    2. 「有名なる東洋の学士に推轂(すいコク)(〈注〉テビキヲスル)し、これと交はらしむ」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    3. [その他の文献]〔史記‐田伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「推轂」の読み・字形・画数・意味

【推轂】すいこく

進める。

字通「推」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む