日本大百科全書(ニッポニカ) 「轟温泉」の意味・わかりやすい解説 轟温泉とどろきおんせん 宮城県北西端、大崎市(おおさきし)鳴子温泉(なるこおんせん)にある温泉で、鬼首温泉郷(おにこうべおんせんきょう)の一つである。荒雄(あらお)岳の南西麓(ろく)、荒雄川左岸にあり、下流には鳴子ダム用の荒雄湖がある。栗駒(くりこま)国定公園域。古湯は元和(げんな)年間(1615~1624)のころ、新湯は近世末期の発見と伝えられる。泉質は単純温泉。眼病に効くといわれる。国道108号(仙秋サンライン)が通じ、JR陸羽東線鳴子温泉駅からバスの便がある。[長谷川典夫][参照項目] | 大崎(市) | 鬼首温泉郷 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例