轟温泉(読み)とどろきおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「轟温泉」の意味・わかりやすい解説

轟温泉
とどろきおんせん

宮城県北西端、大崎市(おおさきし)鳴子温泉(なるこおんせん)にある温泉で、鬼首温泉郷(おにこうべおんせんきょう)の一つである。荒雄(あらお)岳の南西麓(ろく)、荒雄川左岸にあり、下流には鳴子ダム用の荒雄湖がある。栗駒(くりこま)国定公園域。古湯は元和(げんな)年間(1615~1624)のころ、新湯は近世末期の発見と伝えられる。泉質単純温泉眼病に効くといわれる。国道108号(仙秋サンライン)が通じ、JR陸羽東線鳴子温泉駅からバスの便がある。

[長谷川典夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 大崎

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む