辛楚(読み)シンソ

デジタル大辞泉 「辛楚」の意味・読み・例文・類語

しん‐そ【辛×楚】

《「楚」は人をむち打つ意》痛み苦しむこと。つらい目。苦しみ。辛苦

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精選版 日本国語大辞典 「辛楚」の意味・読み・例文・類語

しん‐そ【辛楚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「楚」は人をむちうつ意 ) 痛み苦しむこと。つらさ。うきめ。なんぎ。辛苦。辛酸
    1. [初出の実例]「その間いくたびか辛楚艱労、あやうき憂きめにあふ事は、数へつくしがたからん」(出典:蘭説弁惑(1799)上)
    2. [その他の文献]〔陸機‐於承明作与弟子龍詩〕

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普及版 字通 「辛楚」の読み・字形・画数・意味

【辛楚】しんそ

いたみ苦しむ。〔後漢書、劉瑜伝〕臣、下土に在りて、歌謠を聽聞す。驕臣の事、呼嗟、竊(ひそ)かに辛楚を爲し、泣血如(れんじよ)たり。

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