精選版 日本国語大辞典 「辰宿」の意味・読み・例文・類語 しん‐しゅく【辰宿】 〘 名詞 〙 ( 「辰」は星 ) 星宿(せいしゅく)。恒星の天球上での区分。星座。[初出の実例]「Astrum〈略〉Xinxucu(シンシュク)、ホシノ ヤドリ」(出典:羅葡日辞書(1595))[その他の文献]〔晉書‐天文志〕辰宿の補助注記「宿」の本来の字音は、星座の意味ではシウ(「集韻」に「息救切」)で、「色葉字類抄」には「辰宿 シンシウ」とあるが、中世には一般に居住のシュクと区別なく読まれるようになったらしい。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例