辻正次(読み)ツジ マサツグ

20世紀日本人名事典 「辻正次」の解説

辻 正次
ツジ マサツグ

大正・昭和期の数学者



生年
明治27(1894)年7月

没年
昭和35(1960)年3月6日

出生地
三重県

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部数学科〔大正8年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和8年〕

経歴
大正11年一高教授となり、14年から東京帝大理学部助教授を兼任し、昭和3年以降東京帝大に専念、12年教授に就任。この間10年から2年間ドイツ留学。30年定年退官し、立教大教授となり、34年日大教授となる。著書に「近代関数論におけるポテンシャル論」「実変数函数論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻正次」の解説

辻正次 つじ-まさつぐ

1894-1960 大正-昭和時代の数学者。
明治27年7月21日生まれ。一高教授などをつとめ,ドイツに留学後昭和12年母校東京帝大の教授となる。のち立大,日大の教授をつとめた。関数論の研究で知られる。昭和35年3月6日死去。65歳。三重県出身。著作に「近代関数論におけるポテンシャル論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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