辻花(読み)つじがはな

精選版 日本国語大辞典 「辻花」の意味・読み・例文・類語

つじ‐が‐はな【辻花】

〘名〙 帷子(かたびら)染模様の名。白地に藍(あい)と紅とで一面に葉と花とを染めたもの。一説に、麻の葉のような模様で、鹿の子染の目の正しく並んだ形にしたもの。《季・夏》
親元日記‐寛正六年(1465)八月二二日「御かたびら、べにいらずの辻かはな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android