迂叟(読み)ウソウ

デジタル大辞泉 「迂叟」の意味・読み・例文・類語

う‐そう【××叟】

[代]《「迂」は愚か、「叟」は老人の意》一人称人代名詞。年寄りの男性自分のことをへりくだっていう。

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精選版 日本国語大辞典 「迂叟」の意味・読み・例文・類語

う‐そう【迂叟】

  1. 〘 名詞 〙 世事にうとい老人。また、老人がへりくだって用いる自称
    1. [初出の実例]「迂叟つねに書をよむほどに、書中にをいて聖人の道をしりて師とし賢の心を知て友とするなり」(出典:寛永七年刊本古文真宝抄(1630)四)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐小飲公瑾舟中詩〕

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