ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「近い外国」の意味・わかりやすい解説 近い外国ちかいがいこく 1991年に消滅したソビエト連邦を構成していた 15共和国のうち,ロシア側が他の 14ヵ国について,安全保障や社会・経済面での結びつきが依然として強いことから名づけた呼称。同 1991年 12月にロシアとともに独立国家共同体 CISを創設,加盟国となったウクライナ,ベラルーシ,カザフスタン,ウズベキスタン,タジキスタン,トルクメニスタン,キルギス,モルドバ,アルメニアのほか,民族紛争の解決のためロシアの介入などを望み 1993年に加盟したアゼルバイジャン,ジョージア(グルジア)の CIS加盟 11ヵ国と,1991年6月にソビエト連邦を離脱したエストニア,ラトビア,リトアニアのバルト3国が含まれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by