ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「近代官僚制」の意味・わかりやすい解説 近代官僚制きんだいかんりょうせいmodern bureaucracy (1) 規則による職務の配分,(2) ヒエラルキー,(3) 公私の分離,(4) 文書による事務処理,(5) 専門的職員の任用という原則にのっとった,没人格的な技術的手段の合理的体系。近代官僚制を概念化したのは,M.ウェーバーである。しかし,官僚制の弊害の特色としては,縄張り主義,事なかれ主義,組織運営の硬直化などが問題点として出てくる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by