近墓(読み)きんぼ

精選版 日本国語大辞典 「近墓」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぼ【近墓】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代朝廷で管理する皇親外戚の墓のうちで、年末荷前(のさき)奉献に、常幣のほか別幣を献じた墓。天皇即位のときに近墓とすべきものを定めた。天安二年(八五八)に十陵四墓を制定したのを明証初見とする。⇔遠墓
    1. [初出の実例]「遠墓及近墓幣、各同遠陵例」(出典延喜式(927)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む