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近松茂矩 ちかまつ しげのり

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

近松茂矩 ちかまつ-しげのり

1697-1778 江戸時代中期の武士。
元禄(げんろく)10年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。藩主徳川吉通の側小姓としてつかえる。諸兵学,武術の一体化をこころざし,一全流武道を創始。また茶道をはじめ諸芸に通じ,俳諧は各務支考(かがみ-しこう)の門人。安永7年2月17日死去。82歳。通称は彦之進。号は南海。俳号は丁牧。著作に「全流道知辺」「茶道古事談」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

近松茂矩

没年:安永7.2.17(1778.3.15)
生年:元禄10(1697)
江戸中期の兵学者。一全流兵学の創始者。尾張(名古屋)藩士。通称は彦之進。南海,嚢玄子と号した。武術を好んだ藩主徳川吉通より「武道全流道知辺」の伝と称し,兵学武術の統合を命じられる。19歳にして全流練兵伝の門戸を開いて兵学を教授する。吉通の没後,その遺命によって儒学色の強い佐枝系長沼流兵学を学び,さらに神軍伝大星思想を導入して日本的兵学の神道精神を唱導した。のち稲富流など数流の砲術を導入して一全流練兵伝を大成し,尾張藩独特の兵法の基盤を築いた。<著作>『昔咄』『鉄砲茶話附尾問答』『火砲習録』『田猟射・田猟銃』

(所荘吉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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