近海区域(読み)キンカイクイキ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「近海区域」の意味・読み・例文・類語

きんかい‐くいき‥クヰキ【近海区域】

  1. 〘 名詞 〙 船員資格や、船舶に備えつける設備などの基準にするため、船舶安全法施行規則で定められた航行区域の一つ。東は東経一七五度、西は東経九四度、南は南緯一一度、北は北緯六三度の線により囲まれた水域をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の近海区域の言及

【航行区域】より

…船舶の航行の安全を確保するために,各国がその諸事情に応じて定めている自国の国籍を有する船舶の航行できる範囲。日本では船舶安全法によって航行区域は平水区域,沿海区域,近海区域,遠洋区域の4種に区分されている。これらの各区域は船舶の大きさ,構造,設備,用途および航路の状況を考慮して監督管庁の船舶検査によって指定され,特別な場合を除いて船舶はこの区域をはみ出して航行することはできない。…

※「近海区域」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む