近衛家平(読み)このえ いえひら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近衛家平」の解説

近衛家平 このえ-いえひら

1282-1324 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
弘安(こうあん)5年生まれ。近衛家基(いえもと)の長男左大臣をへて,正和(しょうわ)2年(1313)関白,氏長者となる。従一位。元亨(げんこう)4年5月14日死去。43歳。号は岡本日記に「伏見院御落飾記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「近衛家平」の解説

近衛家平

没年:正中1.5.15(1324.6.7)
生年:弘安5(1282)
鎌倉時代後期の公家。父は関白近衛家基。母は太政大臣鷹司兼平の娘。正応4(1291)年2月従三位・非参議になり,権中納言,権大納言,内大臣,右大臣,左大臣を経て,正和2(1313)年7月関白・氏長者。同4年9月辞任。岡本殿と号す。

(森茂暁)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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