デジタル大辞泉
「迷信犯」の意味・読み・例文・類語
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めいしん‐はん【迷信犯】
- 〘 名詞 〙 迷信的な手段で犯罪を実現しようとするもの。たとえば、人を殺すために丑時参りをするような場合で、不能犯の代表的なものとされている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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迷信犯
めいしんはん
社会常識からみて「迷信」とよびうるようなおよそ不可能な方法によって犯罪を実現しようとする場合をいう。たとえば、殺人の目的で「丑(うし)の刻参(こくまい)り」をするような行為がこれにあたる。未遂犯と不能犯との区別に関し、客観説と主観説との大きな対立があるが、行為の客観的な危険性を基準とする客観説においてはもとより、行為者の犯罪的意思を重視する主観説においても、迷信犯だけは不能犯として不可罰であると解される。
[名和鐵郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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迷信犯
めいしんはん
abergläubischer Versuch
不能犯の一つで犯罪にならない場合。丑 (うし) の刻参りのように行為者が主観的に犯罪結果の実現を意図していても,客観的にはまったくその危険性を欠く迷信的行為である場合をいう。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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