逆根蘭(読み)さかねらん

精選版 日本国語大辞典 「逆根蘭」の意味・読み・例文・類語

さかね‐らん【逆根蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科の腐生植物。中部以北の本州、北海道の深山林下に生える。高さ二〇~四〇センチメートル。地下には多数の肥厚した根が叢生して上方に向いている。茎はやや多肉の淡汚黄色で鱗片葉を数個つける。五~六月、茎頂に多数の淡黄白色の花を総状につけた花穂をだす。花は長さ約一ミリメートルで短い柄があり、基部に苞葉をもつ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「逆根蘭」の解説

逆根蘭 (サカネラン)

学名Neottia nidus‐avis var.mandshurica
植物。ラン科の無葉の菌根植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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