途上国の債務

共同通信ニュース用語解説 「途上国の債務」の解説

途上国の債務

2008年のリーマン・ショック後に世界で金融緩和の動きが広がり、多額の投資資金途上国債権や株式に流れ込んだ。しかし新型コロナウイルス流行に伴い、経済悪化のリスクを嫌った投資家が一転して資金を引き揚げたため、途上国通貨の価値が下落して債務負担が相対的に重くなった。先進国を中心とするパリクラブ(主要債権国会議)や、中国を含む20カ国・地域(G20)が救済策を協議している。

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