途中ヶ丘遺跡(読み)とちゆうがおかいせき

日本歴史地名大系 「途中ヶ丘遺跡」の解説

途中ヶ丘遺跡
とちゆうがおかいせき

[現在地名]峰山町字長岡・字新治

鱒留ますどめ川下流右岸に突き出た丘陵および低位の河岸段丘の舌状丘陵地を途中ヶ丘といい、花崗岩を基盤とする。遺跡地は東西約二五〇メートル、南北約三〇〇メートルの広さで、丘陵頂は標高五一メートル。鱒留川に北面する丘陵突出部は、標高三七メートルで二―三メートルの段差をもって丘陵頂に続いている。丘陵東南隅には中世に途中山竹林ちくりん寺があったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android