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這ひ渡る ハイワタル

デジタル大辞泉の解説

はい‐わた・る〔はひ‐〕【×這ひ渡る】

[動ラ四]
這って渡る。また、這うようにして行く。
「物のそばよりただ―・り給ふほどぞ、ふとうち見えたる」〈野分
近い距離で、車など用いずに歩いて行く。
「乗り物なきほどに―・るほどなれば」〈かげろふ・上〉
蔓(つる)などが、這って伸び広がる。
「下にのみ―・りつる葦の根のうれしき雨にあらはるるかな」〈後撰・雑三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

はいわたる【這ひ渡る】

( 動四 )
はうようにそっと行く。忍びやかに行く。 「この主とおぼしきも、-・る時侍はべべかめる/源氏 夕顔
牛車など用いずに歩いて行く。 「明石の浦はただ-・る程なれば/源氏 須磨
つるや草木の根などがはいのびる。 「下にのみ-・りつる葦の根の/後撰 雑三

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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