通利(読み)つうり

精選版 日本国語大辞典 「通利」の意味・読み・例文・類語

つう‐り【通利】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よく物事に通じて利益をえていること。
    1. [初出の実例]「惣ては、濁りふかき末の世に、此経をさながら通利(ツウリ)する人は、おぼろけの宿善とは覚えず」(出典発心集(1216頃か)七)
    2. [その他の文献]〔法華経‐序品〕
  3. 大便を出すこと。
    1. [初出の実例]「常に大便秘結する人は〈略〉成べきほどは少づつ通利すべし」(出典:養生訓(1713)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「通利」の読み・字形・画数・意味

【通利】つうり

鋭く洞察する。

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