…盛時には塔頭(たつちゆう)・子院53を数えたが,現在は二十数院と末寺約350ヵ寺を擁している。方丈から開山堂に至る間の渓谷に架かる通天橋(つうてんきよう)は,初め春屋妙葩(しゆんおくみようは)の架橋になるといわれ,楓樹の名所となっている。【藤岡 大拙】
[文化財]
三門(国宝,室町時代)は五間三戸重層の建築で,上層は仏堂となって釈迦三尊,十六羅漢を安置する。…
※「通天橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...