通明(読み)つうめい

精選版 日本国語大辞典 「通明」の意味・読み・例文・類語

つう‐めい【通明】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 明るい光を通すこと。光を入れること。
    1. [初出の実例]「夫天之有日月也、猶屋宅之有戸傭、而通明焉」(出典空華集(1359‐68頃)一四・為明書記更字序)
  3. ( 形動 ) 物事の理に通じて明らかなこと。よく知りつくしていること。また、そのさま。通暁
    1. [初出の実例]「若平正通明、心下泰然者、雖真仏出、為之説法、亦不為動」(出典:童子問(1707)下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐劉向伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「通明」の読み・字形・画数・意味

【通明】つうめい

夜明けまで。

字通「通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android