精選版 日本国語大辞典 「通矢」の意味・読み・例文・類語 とおし‐やとほし‥【通矢】 〘 名詞 〙 遠矢(とおや)の一種。矢先を上に向けないで遠距離にある的を射通すこと。特に京都三十三間堂の西側外縁を南から北に射通すこと。矢数を多く射る大矢数(おおやかず)で優劣を競った。とおりや。《 季語・夏 》[初出の実例]「通し矢の願ひ有よな袴腰」(出典:雑俳・口よせ草(1736)) とおり‐やとほり‥【通矢】 〘 名詞 〙 =とおしや(通矢)〔雍州府志(1684)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例