日本歴史地名大系 「造山村」の解説 造山村つくりやまむら 秋田県:平鹿郡雄物川町造山村[現在地名]雄物川町造山北流する雄物川東岸、平鹿郡から由利郡に通ずる街道と沼館(ぬまだて)から湯沢に通ずる道が交差する。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には新田として三七石とあり、享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」に家数三〇軒とある。寛政六年(一七九四)の六郡惣高村附帳では当高二〇二石余で、うち蔵分一八石余、給分一八三石余。「秋田風土記」も家数三〇軒。傾城(けいせい)塚・蝦夷(えぞ)塚などの古跡があり、「雪の出羽路」に「旧寺のありし蹟あり、その寺は古義の真言宗門にて無量寿院といふ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by