造説(読み)ゾウセツ

精選版 日本国語大辞典 「造説」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐せつザウ‥【造説】

  1. 〘 名詞 〙 根拠のないことを言いふらすこと。つくりごと。こしらえごと。造言(ぞうげん)
    1. [初出の実例]「さりながらかやうの事はざうせつが有物じゃ程に高札をみにまいらふ」(出典:虎明本狂言・三人片輪(室町末‐近世初))
    2. 「無根の浮言造説(ゾウセツ)あるを恐るるなり」(出典新聞雑誌‐第一号・明治四年(1871)五月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「造説」の読み・字形・画数・意味

【造説】ぞうせつ

立説する。

字通「造」の項目を見る

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