日本歴史地名大系 「造賀村」の解説 造賀村ぞうかむら 広島県:東広島市造賀村[現在地名]東広島市高屋(たかや)町造賀鷹巣(たかのす)山(五三四メートル)から北流して沼田(ぬた)川に注ぐ造賀川沿いにある。北を除く三方を五〇〇―六〇〇メートル級の山に囲まれた標高三一〇―三五〇メートルの盆地状の地に低丘陵と支谷が入組む。北西の連山を境に豊田郡上竹仁(かみだけに)・下竹仁両村(現賀茂郡福富町)に接する。西南の篠(ささ)村には峠越えの道が通じ、南に接する杵原(きねはら)村と稲木(いなき)村の境の谷を西条(さいじよう)盆地に通じる往還が走っていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by