連合赤軍(読み)レンゴウセキグン

デジタル大辞泉 「連合赤軍」の意味・読み・例文・類語

れんごう‐せきぐん〔レンガフ‐〕【連合赤軍】

昭和46年(1971)に共産主義者同盟赤軍派と日本共産党革命左派神奈川県委員会の軍事組織が統合して結成された新左翼系の武装集団。昭和47年(1972)2月、長野県軽井沢で企業保養施設「あさま山荘」に人質をとって立てこもり、警察部隊に制圧され自滅した。同組織は山岳地帯を転々とする間に12人の仲間を殺害する大量リンチ殺害事件も起こしていた。

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共同通信ニュース用語解説 「連合赤軍」の解説

連合赤軍

1971年7月、全共闘運動や70年安保闘争が行き詰まる中、世界同時革命を目指す共産同赤軍派の一部と毛沢東主義の影響を受けた京浜安保共闘(革命左派)が合流して結成した。離脱した2人が殺害されたほか、軍事訓練のため設置した群馬県・榛名山などの山岳アジトで、72年2月にかけて妊婦を含む仲間12人が集団リンチで死亡。「総括」と称して首を絞めたり、厳寒の中で縛って放置したりした。同2月、最高幹部の森恒夫もり・つねお元被告=73年自殺=や永田洋子ながた・ひろこ元死刑囚=2011年病死=らがアジト移動中に逮捕され、坂口弘さかぐち・ひろし死刑囚ら5人が長野県軽井沢町の「あさま山荘」に立てこもった。

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