進化不可逆の法則(読み)シンカフカギャクノホウソク(その他表記)law of irreversible evolution

デジタル大辞泉 「進化不可逆の法則」の意味・読み・例文・類語

しんかふかぎゃく‐の‐ほうそく〔シンクワフカギヤク‐ハフソク〕【進化不可逆の法則】

生物進化において、ある器官構造およびその一部が失われたり変化したりすると、その後の進化において、ふたたび獲得して元の状態に戻ることはないという法則。1893年にベルギーの古生物学者ルイ=ドロ提唱。ドロの法則。ドロの不可逆則。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「進化不可逆の法則」の意味・わかりやすい解説

進化不可逆の法則
しんかふかぎゃくのほうそく
law of irreversible evolution

種族の進化において,個体器官または器官の部分の構造が変化すれば,その後の新しい進化において,再びもとの器官が復旧獲得されることはないという進化法則で,進化の 24則の一つに取入れられている。 L.ドロが唱えた (1893) のでドロの法則ともいわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む