デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遂翁元廬」の解説 遂翁元廬 すいおう-げんろ 1717-1790* 江戸時代中期の僧。享保(きょうほう)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。白隠慧鶴(えかく)に20年間師事し,師の跡をついで駿河(するが)(静岡県)松蔭寺住持となる。慧鶴門下四天王のひとりで,東嶺(とうれい)円慈とならび称された。寛政元年12月20日死去。73歳。下野(しもつけ)(栃木県)出身。法名ははじめ慧牧。道号ははじめ酔翁。号は浮島。諡号(しごう)は宏恵妙顕禅師。著作に「白隠和尚行状」「宝蔵万蔵塒(ねぐら)」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例