過半(読み)カハン

デジタル大辞泉 「過半」の意味・読み・例文・類語

か‐はん〔クワ‐〕【過半】

半分を超えていること。「女性が出席者の過半を占める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「過半」の意味・読み・例文・類語

か‐はんクヮ‥【過半】

  1. 〘 名詞 〙 なかばを過ぎること。半分を越えること。大部分
    1. [初出の実例]「過半青春何所催。和風数重百花開」(出典凌雲集(814)神泉苑花宴賦落花篇〈嵯峨天皇〉)
    2. 「小弐宗徒の兵をば皆頼尚に付て、其勢過半水木の渡にて討れぬ」(出典:太平記(14C後)一六)
    3. [その他の文献]〔易経‐繋辞下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「過半」の読み・字形・画数・意味

【過半】か(くわ)はん

半ば以上。大部分。〔易、辞伝下〕(ああ)、亦た存吉凶を(もと)むるは、則ち居ながらにして知るべし。知る、其の彖辭をば、則ち思ひばにぎん。

字通「過」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android