遐荒(読み)かこう

精選版 日本国語大辞典 「遐荒」の意味・読み・例文・類語

か‐こう‥クヮウ【遐荒・蝦荒】

  1. 〘 名詞 〙 都からはるかに離れた野蛮の地。国はずれ。
    1. [初出の実例]「授斧節於竜顔、撫皇化于蝦荒」(出典性霊集‐三(835頃)贈伴按察平章事赴陸府詩)
    2. [その他の文献]〔晉書‐文帝紀〕

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普及版 字通 「遐荒」の読み・字形・画数・意味

【遐荒】かこう(くわう)

遠い未開の地。魏・曹植〔五遊詠〕楽府 九州するに足らず 願はくは雲を凌(しの)ぎて(かけ)ることを得ん 紘の外に逍遙し 目して遐(ふ)

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