道徳新田村
どうとくしんでんむら
[現在地名]南区御替地町・豊田町
又兵衛新新田の北に位置し、南は山崎川で区切られる。寛保元年(一七四一)幕府小納戸の手により築かれたもので、田は一二町七畝余、畑は八町三反。享保一三年(一七二八)天白川流路の変更で山崎川付近の水害が多くなったため、井戸田村(現瑞穂区)の庄屋が願出て、再度天白川流路の変更をすることとなった。この時天白川下流にあった天白古川新田を取りつぶすことになり、その替地として築かれた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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