どうらく‐じダウラク‥【道楽寺】
- 〘 名詞 〙
- ① 阿呆陀羅経(あほだらきょう)。また、それを唱えて物乞いをする人。
- [初出の実例]「此すゑ一文もらひの薦っかぶりと成下り、道楽寺を囀っても口過は出来ると申ます」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)初上)
- ② 修行を怠り、遊興、女色、博打などにふける堕落した僧。
- [初出の実例]「三人女房を持て、三人子があったといふわけだの、おいねいたうらくじ和尚だ」(出典:咄本・商売百物語(1820)瀬戸物屋)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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