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道路交通情報通信システム どうろこうつうじょうほうつうしんシステムVehicle Information and Communication System

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

道路交通情報通信システム
どうろこうつうじょうほうつうしんシステム
Vehicle Information and Communication System

事故,渋滞,交通規制,駐車場の混雑状況など道路交通情報を車載機に送信し,文字・画像で表示するシステム。略称 VICS都道府県の警察,道路管理者から日本道路交通情報センターに集められた道路情報は,道路交通情報通信システムセンターで編集処理され,全国に設置された VICS-FM放送局,高速道路に設置された電波ビーコン(標識),主要幹線道路に設置された光ビーコンの三つのメディアを利用して,365日 24時間,カー・ナビゲーション・システムなどの車載機に送信される。別個に開発が進められていた路車間情報システム RACS,新自動車交通情報システム AMTICSなどが統合されたもの。1996年に東京・大阪圏で情報提供サービスが始まり,2003年までに全国に拡大された。利用料は無料で,渋滞を避けた経路の選択ができることで道路渋滞の解消につながっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

道路交通情報通信システム
どうろこうつうじょうほうつうしんしすてむ
Vehicle Information and Communication System

略称VICS(ビックス)。財団法人道路交通情報通信システムセンターが1996年(平成8)4月から首都圏の高速・一般道路と東名・名神高速道路で始めた新交通情報サービス。日本道路交通情報センターなどが収集した渋滞、事故、交通規制などの情報を走行中の自動車に提供する。道路脇に設置した電波ビーコン(高速道路情報)、光ビーコン(狭域情報)、FM多重放送(広域情報)の三つのメディアをつうじてリアルタイムに伝える。受け取る側には、文字情報のレベル1、簡易図形表示のレベル2、地図表示のレベル3の三つのレベルの表示がある。3メディア、3レベルに対応したカーナビゲーションシステムが発売されている。2000年現在、全国の高速道路のほか、東京圏、関西圏、愛知地区、長野県、福岡県、広島県、宮城県、北海道札幌地区、静岡県、群馬県、岡山県などの一般道路へサービスエリアが拡大されており、引き続き計画が進められている。[高島鎮雄]

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