渋滞(読み)ジュウタイ

デジタル大辞泉 「渋滞」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐たい〔ジフ‐〕【渋滞】

[名](スル)物事がとどこおってすらすらと進まないこと。つかえて流れないこと。「事務渋滞する」「交通渋滞
[類語]停滞難航難渋停頓踊り場横ばい足踏みとどまるとどこおるぐずつく淀むもたつく支える手間取る凝滞結滞沈滞延滞遅滞

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精選版 日本国語大辞典 「渋滞」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐たいジフ‥【渋滞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ものごとがすらすらとはかどらないこと。とどこおって進行しないこと。
    1. [初出の実例]「事務動もすれば渋滞の勢あり」(出典:東巡録(1876)〈金井之恭〉五)
    2. [その他の文献]〔晉書‐郄超伝〕
  3. 道路が混雑して、車両などがなかなか先へ進めないこと。
    1. [初出の実例]「車路は大抵土路のままにて、雪後の泥濘未だ乾かず、車輪を汚し、渋滞を免れず」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

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普及版 字通 「渋滞」の読み・字形・画数・意味

【渋滞】じゆう(じふ)たい

とどこおる。元・王輓漕〕詩 鉅野(きよや)より齊東に至る 淺きにくこと處ぞ 必ず州縣の力を(と)り 澁滯方(はじ)めて度(すく)ふべし

字通「渋」の項目を見る

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