遠境(読み)エンキョウ

精選版 日本国語大辞典 「遠境」の意味・読み・例文・類語

えん‐きょうヱンキャウ【遠境】

  1. 〘 名詞 〙 遠い国ざかい。また、遠く離れた土地。遠国。
    1. [初出の実例]「近境の源氏猶参候せず、況や遠境においてをや」(出典:平家物語(13C前)七)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐用人〕

とおき【遠】 境(さかい)

  1. 遠い地方。遠い国。
    1. [初出の実例]「勅旨(おほみこと) 戴き持ちて 唐(もろこし)の 遠境(とほきさかひ)に 遣され」(出典万葉集(8C後)五・八九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む