遠星点(読み)えんせいてん(その他表記)apastron

改訂新版 世界大百科事典 「遠星点」の意味・わかりやすい解説

遠星点 (えんせいてん)
apastron

連星楕円軌道で公転しているとき,軌道上で焦点位置する主星から伴星がもっとも遠ざかった点を遠星点といい,もっとも近づいた近星点反対側にくる。遠星点は惑星運動の遠日点地球のまわりを回る人工衛星遠地点に対応する。ケプラー法則により,遠星点では両星が共通重心のまわりを回る速さはもっとも遅くなり,近星点ではもっとも速くなる。
近星点
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百科事典マイペディア 「遠星点」の意味・わかりやすい解説

遠星点【えんせいてん】

連星が楕円軌道で公転しているとき,焦点に位置する主星から伴星がもっとも遠ざかった位置。二つの星が共通重心のまわりを回る速さがもっとも遅くなる。→近星点

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