遠陵(読み)えんりょう

精選版 日本国語大辞典 「遠陵」の意味・読み・例文・類語

えん‐りょうヱン‥【遠陵】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代諸陵寮の管理する皇親外戚山陵うち一定数近陵(きんりょう)以外の陵。近陵のように別貢を受けず、荷前(のさき)の常幣だけを受ける。⇔近陵
    1. [初出の実例]「右遠陵」(出典延喜式(927)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android