遠隔地保存(読み)えんかくちほぞん(その他表記)remote storage

図書館情報学用語辞典 第5版 「遠隔地保存」の解説

遠隔地保存

利用の少ない資料書架から除き,図書館から離れた場所にある保存書庫,あるいは,保管倉庫会社に移送して保管すること.遠隔地保存される資料は,刊行年によって区切る場合が一般的である.また,集密書架が用いられることが多い.遠隔地の資料へのアクセスは,直接に利用者が出向く場合と,資料請求が生じた段階出庫を依頼し,郵送,または配送業者に依頼して回送し,利用に供する場合がある.回送し,利用された資料は,再度,保存書庫に移送するが,移送せずそのまま残して,復帰させることもある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む