デジタル大辞泉 「遣らす」の意味・読み・例文・類語 やら・す【▽遣らす】 [動サ五(四)]行わせる。させる。やらせる。「好きなように―・す」[動サ下二]「やらせる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「遣らす」の意味・読み・例文・類語 やら‐・す【遣す】 〘 連語 〙 ( 動詞「やる(遣)」の未然形に、上代の尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) 行かせなさる。[初出の実例]「筑波嶺の嶺(ね)ろに霞居(ゐ)過ぎかてに息づく君を率寝(ゐね)て夜良佐(ヤラサ)ね」(出典:万葉集(8C後)一四・三三八八) やら・す【遣】 [ 1 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ある事を行なわせる。[初出の実例]「思ひ置きは腹の病、当座々々にやらして」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)[ 2 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 ⇒やらせる(遣━) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例