遮光器土偶(読み)しゃこうきどぐう

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

遮光器土偶

サングラスをかけているように大きく表現された目や、頭の煙のような冠状突起が特徴。首や胸には突起が付いた帯や文様線対称点対称にあしらわれている。縄文時代を代表する祭具で、亀ケ岡遺跡から出土した重要文化財が有名。

(2016-09-25 朝日新聞 朝刊 群馬全県・1地方)

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デジタル大辞泉の解説

しゃこうき‐どぐう〔シヤクワウキ‐〕【遮光器土偶】

土偶の一種。顔の輪郭を超えて大きく表現された目に特徴がある。この目が、イヌイット雪中の光除けに着用した遮光器(スリット状の穴が空いたゴーグル)に似ることから命名された。

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世界大百科事典内の遮光器土偶の言及

【土偶】より

…また東北地方の後期には両膝を立てたり,座って腕を組んだりした,きわめて写実的な土偶が分布している。晩期の土偶は東北地方の亀ヶ岡文化のいわゆる遮光器土偶に代表される。これは中空の大型品で頭部には王冠をつけたような装飾があり,眼はエスキモーの遮光器をかけたように表現されている。…

※「遮光器土偶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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