遷変(読み)せんぺん

精選版 日本国語大辞典 「遷変」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぺん【遷変】

  1. 〘 名詞 〙 うつり変わること。様相事態が変化していくこと。変遷
    1. [初出の実例]「彼雖遷変之在一レ我、誠任造化之云為」(出典本朝文粋(1060頃)一・柳化為松賦〈紀長谷雄〉)
    2. 「いまだ遷変(センペン)有為のあだをふせぐ弓箭あることをきかず」(出典:存覚法語(1356))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遷変」の読み・字形・画数・意味

【遷変】せんぺん

変遷。〔晋書、礼志下〕離し、射宴の則、復(ま)た能(よ)く行ふこと罕(まれ)なり。冠婚飮の法、變多し。

字通「遷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android