遺伝性血管性浮腫(読み)イデンセイケッカンセイフシュ

デジタル大辞泉 「遺伝性血管性浮腫」の意味・読み・例文・類語

いでんせい‐けっかんせいふしゅ〔ヰデンセイケツクワンセイフシユ〕【遺伝性血管性浮腫】

遺伝子変異により、ブラジキニンが局所的に過剰に産生され、皮膚粘膜浮腫ができる疾患遺伝性血管神経性浮腫HAE(hereditary angioedema)。→血管性浮腫

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共同通信ニュース用語解説 「遺伝性血管性浮腫」の解説

遺伝性血管性浮腫(HAE)

血液中の水分をコントロールする「C1インヒビター」というタンパク質が生まれつき少ないか働きが弱いことで、水分が皮膚の下に染み出し、臓器など体のあちこちが発作的に腫れる難病遺伝性だが、家族患者がいないのに突然発症することもある。完治は難しいが、症状を抑える薬がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「遺伝性血管性浮腫」の意味・わかりやすい解説

遺伝性血管性浮腫
いでんせいけっかんせいふしゅ

血管性浮腫

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