那智の田楽(読み)なちのでんがく

事典 日本の地域遺産 「那智の田楽」の解説

那智の田楽

(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)
無形文化遺産指定の地域遺産(2012(平成24)年)。
那智勝浦町に伝わる民俗芸能。応永年間(1394~1428)に始まったとされる。毎年7月14日に行われる熊野那智大社例大祭「火祭り」で奉納されており、笛の音に合わせて「ビンザサラ」「締太鼓」などの楽器を鳴らしながら、陣形を変えて踊る。重要無形民俗文化財

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デジタル大辞泉プラス 「那智の田楽」の解説

那智の田楽

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に伝わる民俗芸能。7月の熊野那智大社の例大祭で奉納される、大和舞・田楽舞・田植舞などの舞踏ほかに扇神輿を大松明の火の粉で清める御火行事なども行われることから、祭りは「那智の火祭」「扇祭」とも呼ばれる。1976年、国の重要無形民俗文化財に指定。2012年、ユネスコの無形文化遺産に登録。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「那智の田楽」の意味・わかりやすい解説

那智の田楽
なちのでんがく

「火祭[那智]」のページをご覧ください。

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