那智の田楽(読み)なちのでんがく

デジタル大辞泉プラスの解説

那智の田楽

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に伝わる民俗芸能。7月の熊野那智大社例大祭で奉納される、大和舞・田楽舞・田植舞などの舞踏。ほかに扇神輿を大松明の火の粉で清める御火行事なども行われることから、祭りは「那智の火祭」「扇祭」とも呼ばれる。1976年、国の重要無形民俗文化財に指定。2012年、ユネスコ無形文化遺産に登録。

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知恵蔵miniの解説

那智の田楽

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に伝わる民俗芸能。室町時代の応永年間(1394~1428年)に始まったとされる踊りで、笛の音に合わせて「ビンザサラ」「締太鼓」などの楽器を鳴らしながら、陣形を変えて舞う。毎年7月14日に行われる熊野那智大社の例大祭「火祭り」で奉納されており、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定された。2009年には国から国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録が提案されたが、12年11月、日本は審査機関より文化的意義などの詳細な情報を求める「情報照会」の勧告を受けた。登録の可否は同年12月に開かれる本会議で正式に決定するが、登録は見送られる可能性が高いとされている。

(2012-11-6)

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