郊労(読み)コウロウ

デジタル大辞泉 「郊労」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう〔カウラウ〕【郊労】

郊外にまで出迎えて客を歓迎すること。

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精選版 日本国語大辞典 「郊労」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろうカウラウ【郊労】

  1. 〘 名詞 〙 郊外にまで出迎えて、功労のあった者や外国使者をねぎらうこと。
    1. [初出の実例]「大坂京及び郊労の御使等、皆々執政の人々にはあらざりしかば」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)中)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公五年〕

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普及版 字通 「郊労」の読み・字形・画数・意味

【郊労】こうろう(かうらう)

郊外に使者を迎えねぎらう。〔周礼秋官、小行人〕侯、入りて王する(入朝)ときは、則ち(むか)へて畿に勞し、び郊勞す。

字通「郊」の項目を見る

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