共同通信ニュース用語解説 「郵便投票」の解説
郵便投票
不在者投票の一種で、投票所に行けない有権者が郵送で投票する制度。市区町村の選挙管理委員会に投票用紙を請求し、郵送された投票用紙に候補者名を記入して返送する。1950年に公布された公選法では病気や妊娠などで歩行が難しい有権者に認められていたが、51年の統一地方選で不正が横行し廃止。74年に脚や心臓などに障害のある人に限定した現行制度となり、2003年には公選法が改正され要介護度が最も重い「5」の有権者に拡大された。19年参院選の郵便投票者数は比例代表、選挙区とも約2万人だった。
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