精選版 日本国語大辞典 「郷侍」の意味・読み・例文・類語 ごう‐ざむらいガウざむらひ【郷侍】 〘 名詞 〙① 田畑を所有して平時は農耕に従事し、戦時には戦いに出た土着の武士。郷士。[初出の実例]「女ながら智あり勇ありとて、歴々の郷侍(ゴウザムライ)、是をもらいて一子に嫁合(めあはせ)」(出典:浮世草子・筆の初ぞめ(1705)五)② いなかざむらい。無骨な武士。 ごう‐さぶらいガウさぶらひ【郷侍】 〘 名詞 〙 =ごうざむらい(郷侍)[初出の実例]「上山崎下山崎西岡洛東の郷さぶらひに仰付られ、都合壱千六百を卒して中嶋へぞむかひける」(出典:室町殿日記(1602頃)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例