郷古潔(読み)ごうこきよし

精選版 日本国語大辞典 「郷古潔」の意味・読み・例文・類語

ごうこ‐きよし【郷古潔】

  1. 実業家岩手県に生まれる。東京帝国大学法科卒。三菱重工業社長となり、財界有力者として活躍。のち日本兵器工業会会長・日本航空協会会長。明治一五~昭和三六年(一八八二‐一九六一

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20世紀日本人名事典 「郷古潔」の解説

郷古 潔
ゴウコ キヨシ

昭和期の実業家 三菱重工業社長;兵器生産協力会会長。



生年
明治15(1882)年11月13日

没年
昭和36(1961)年4月28日

出生地
岩手県水沢市

学歴〔年〕
東京帝大法科大学〔明治41年〕卒

経歴
明治41年三菱合資会社に入り商事部門、造船部門に勤務、三菱造船取締役から三菱航空機常務。昭和9年造船・航空機両社合併で三菱重工業となり筆頭常務取締役に就任、16年初代社長。18年東条英機内閣の顧問となり社長を退任、会長、20年辞任。この間、艦船、兵器生産を指導、有名な戦闘機「零戦」も製作。20年末戦犯に指名されるが、21年4月釈放。朝鮮動乱とともに兵器生産協力会、後の日本兵器工業会会長となり、運輸省航空審議会会長、経団連防衛生産委員長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「郷古潔」の解説

郷古潔 ごうこ-きよし

1882-1961 昭和時代経営者
明治15年11月13日生まれ。三菱合資に入社し,昭和9年新発足の三菱重工業常務となる。零式(れいしき)戦闘機などの生産を指導し,16年社長。18年東条内閣顧問。公職追放解除後,ふたたび軍需工業界のリーダーとなった。昭和36年4月28日死去。78歳。岩手県出身。東京帝大卒。

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367日誕生日大事典 「郷古潔」の解説

郷古 潔 (ごうこ きよし)

生年月日:1882年11月13日
昭和時代の実業家。三菱重工業社長;兵器生産協力会会長
1961年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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