(読み)スウ

デジタル大辞泉 「鄒」の意味・読み・例文・類語

すう【鄒】

中国戦国時代国名。現在の山東鄒城すうじょう市のあたりにあった。孟子生地

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精選版 日本国語大辞典 「鄒」の意味・読み・例文・類語

すう【鄒】

  1. 中国、春秋戦国時代の国。現在の山東省済寧市の東方にあった。春秋時代までは邾(ちゅ)国と呼ばれ、戦国時代、鄒と改める。楚に滅ぼされた。孟子の生地として知られる。

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普及版 字通 「鄒」の読み・字形・画数・意味


13画

(異体字)
11画

[字音] スウ・シュウ(シウ)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は芻(すう)。〔説文〕六下に「魯の縣。古の婁(ちゆる)の國なり。(せんぎよく)の後の封ぜられしなり」(段注本)とあり、春秋期の山東の国の名。また婁ともいい、〔国語、魯語〕に蛮夷の名とする。曹姓の〔鐘(ちゆこうたくしよう)〕に「陸の孫、」と称しており、ののちに陸終六子があり、その第五子が曹姓であった。

[訓義]
1. くにの名。
2. 字はまたに作る。

[語系]
鄒・tzhioは同声。鄒はまた、に作る。婁tio-loの合音は鄒に近く婁・がその初名であろう。

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